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交通事件
初犯だと実刑になりにくいのですか?
1 初犯だと実刑になりにくいか?
人身事故で初犯である場合は,そうでない場合に比べて,実刑になりにくくはあります。
しかし,刑罰の重さは,個別の事情によって大きく異なってきます。
そのため,初犯であるからといって,必ずしも実刑にならないとはいえません。
2 量刑に影響を与える事実
量刑に影響を与える事実は,人身事故の個別の事案によって異なります。
そこで,ここでは一般的に量刑判断において重視されている事実について説明します。
まずは,①犯罪の内容が重視されます。
犯罪の内容とは,例えば,被害の程度,犯行態様の悪質性,動機が突発的か計画的かどうか,組織的犯罪かどうか,といった事実を指します。
犯罪の内容が悪質であれば,量刑は重くなります。次に,②被害弁償,示談がされているかどうかが重視されます。
被害弁償や示談がされていなければ,被害の回復がなされておらず,重い刑を与える必要があるため,量刑は重くなります。
さらに,③被害者の処罰感情も,量刑判断においては重視されます。
被害者が処罰の意思を有していなければ,あえて国が刑罰を与える必要がないため,量刑は軽くなる傾向にあります。
④被告人の反省の有無も重視されます。被告人が反省していなければ,再犯の可能性があるため,量刑が重くなります。
⑤前科・前歴・余罪の有無も重視されます。前科・前歴・余罪があれば,犯罪性向が強いと判断され,量刑が重くなる傾向にあります。
量刑に影響を与える事実はこれらだけではありませんが,上記①から⑤の事実は,人身事故の量刑判断において重視されます。
3 岐阜の刑事事件と弁護士
当法人の岐阜法律事務所には,人身事故の刑事事件に強い弁護士が在籍しております。
刑事事件に強くない弁護士に依頼してしまうと,不起訴にされるべき事案で起訴されてしまうことや,無罪とされるべき事案で有罪とされてしまうような場合があります。
そのため,刑事事件については,特に,刑事事件に強い弁護士に依頼することをお勧めします。
人身事故を起こしてしまい,刑事事件に強い弁護士をお探しの方は,一度,当法人までご連絡をいただければと思います。