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債務整理のメリットとデメリット

債務整理は借金返済の負担軽減を図る方法ですので，毎月あるいは毎日の返済がきつい債務者にとっての手段となります。

では，返済がきついと感じたら，気軽に債務整理をすれば良いのでしょうか。

債務整理には以下のようなメリットとデメリットがあります。

主なメリットは上で述べたとおり，うまくいけば返済負担の軽減がなされることです。

一番のデメリットは債務整理をしてから一定期間，ブラックリストに載ることです。

ブラックリストに載るとは個人の信用情報に傷がつく状態と一般にイメージされます。

ブラックリストに載る影響として，新たに借金ができなくなる，ローンが組めなくなる，クレジットカードが作れなくなるといったものです。

ブラックリストの掲載は一定期間で終わりますが，ブラックリストに掲載が始まったとき同様に，その終わりは告知してもらえるものではありません。

自分がブラックリストに載っているかどうかは，信用情報機関に照会することで調べることができます。

ただし，信用情報機関は複数ありますので，１箇所でブラックリストに掲載されていなくても，他の機関で掲載されているおそれがあることに注意しなければなりません。

もっとも，債務整理をして心機一転し，無理のない収支の計画を立てざるを得ない状況に自分を追い込むという意味で，ブラックリストの掲載をメリットと考えることもあってもよいかもしれません。

弁護士法人心 岐阜法律事務所においても債務整理のご相談を行っていますので，借金でお悩みの方はお気軽にご相談ください。